空港のおみやげ屋さんにコミュ障が就いた!その人はどうなった?

人との接する機会の多い空港お土産店のアルバイトは人付き合いが苦手な方でもできるでしょうか?

接客業と言ってもレジだけが仕事ではないから結構何とかなるのではと思いますよね。

結構このバイトにもそんな方がアルバイトに応募してきます。

今回は私がバイトしていた先に入ってきた「コミュ障」っぽい方がどうなったかをご紹介していきます。

アルバイトを採用するまでの流れと面接における質問事項

まずは空港販売店のアルバイトの採用までの流れをご紹介していきます。私が以前アルバイトしていた店舗では書類選考と面接がありました。

私は即日採用だったのですが、後日談として店長にその理由を聞いたところ「他のアルバイトの面接も予定していると言っていたから」だと言われたのを覚えています。

通常一旦置いて後日改めて採用の連絡をしていますが、学生やコミュニケーション能力に長けた人は即採用できる点から重要なのは面接だと言えます。

面接では主に、どのくらいの頻度でシフトを入れられるかや社会保険、福利厚生についての説明などの最低限必要なものばかりしか投げかけられず、「こんな面接で人となりやコミュニケーション能力がわかるのだろうか」と疑ってしまうほど業務的な内容でした。

面接官が格闘技を習っていたという私との共通点があったおかげで少し砕けた話もすることができましたが、それが無ければそういう人間性がわかる質問は何も無かっただろうなと思います。

面接をするのは空港産業の職員なので、店長は採用になるまで顔を合わせることができません。職員は面接前に履歴書を店長に見せ、面接後に面接の感触を店長に話して採用か否かを話し合って決めていました。履歴書は店内にしばらく置かれて店員全員に公開されます。

そんな中、「本当は断りたいけど人手が足らないから取ろうと思う」と空港職員が店長に言ってきたケースが二度ありました。

今まで郵便配達を十数年続けてきたという見るからにコミュ障の女性

まず一人目は、40代くらいの女性です。入店前に見ていた履歴書の証明写真で、大ぶりのめがねをかけて手入れの行き届いていない煤けた長い前髪をセンター分けしている写真でした。

そして入店日の日にも「あの人だ!」と誰もがわかる、当然証明写真と全く同じ見た目の女性が猫背でいそいそと店舗に近づいてきました。

私たちは最初、「見た目は暗いけど接客業にアルバイト応募するくらいだから話すと明るいのではないか」、「切り替えができる人なのではないか」と淡い期待も抱いていたんです。が、初対面の挨拶がまず返ってきませんでした。空港案内していた店長が挨拶するように促していた覚えがあります。

少しずつ業務を教え、その都度一生懸命メモを取るのですが、これがまたすごーく遅いんです。そしてメモを取っても間違い続け、ひとつも覚えられず、お客様からの質問にも全く答えませんでした。

お客様がレジに並んでもレジに入ろうとせず、さすがに問題だということで何度か空港職員や店長や声を掛けていましたが改善されることもなく…。

店長が少し厳しく「改善しようという気持ちが見られないがやる気はあるのか」と聞きました。すると、今までは「すみません頑張ります」と言っていたようでしたが、このときは「できません。こんなに人前に出て人と接する話す仕事だと思っていませんでした」と言ったそうです。

接客業で人と接しないと思っていた女性を到底全員が理解することはできず、つきっきりになっていた指導係の頑張りも空しく空港職員と話し合いの末その日に辞めて行きました。

最初のただのコミュ障という印象のうちは全員が根気強く仕事を教えていました。

しかし仕事に対して誠実でないことが距離を生んでいったと思います。もし彼女のあの態度や姿勢が誠実であるつもりであったとしても、あいうえお順に伝票を並べることもできないのならそれは接客業以前の問題であり、向いていません。

郵便配達員を辞めた理由は聞いていませんが、郵便配達員でいる方が彼女には合っていたのではないでしょうか。

会社勤めからアルバイトに!?3日しか出勤しなかった男性

ちょうど男性のアルバイトが辞めてしまった頃、求人に男性が応募してこられました。30代後半くらいの男性とのことで「何か問題があるのではないか?」という心配から採用するか迷っていたそうですが、そんな心配はヨソに実際は柔らかい物腰の好印象のおじさんというような男性でした。

仕事覚えも良く、質問も積極的に投げかけてコミュニケーションがきちんと取れる方なのだなという印象でしたがある日、体調が悪いとの連絡が男性の就業時間を過ぎたころに入ったのです。

学生が数週間で辞めることがその頃続いていたので「もしや…」と店長が心配していましたが、次のシフトの際には「すみません、ご迷惑をおかけしました」と謝って仕事に励んでおられました。

店長がホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、たびたび店舗に来ず問題化していきました。以前「こころの病気じゃないですか?」と私が店長に言ったこともありましたが、「そんなはずはない」と否定していた店長に、空港職員から「どうやら前職を辞めた理由はうつ病だったかららしい」とその頃になって連絡がありました。

「アルバイトに向かわないとという気持ちはあるが、どうしても直前で体調が悪くなってしまう」という理由で療養に専念してくださいと言って了承され、辞められたようです。

うつ病とコミュ障は違うにしても、コミュニケーション障害も「こころの病気」と隣接した関係のひとつです。軽々しく「コミュ障じゃん!」と言える対象の方ではありませんでした。

まとめ

空港のお土産店の場合、アルバイト採用は店舗の状況や必要としてる人材にもよりますが、それ以上に面接官の好みやセンスなどの独断で決まります。コミュ障かどうかを瞬時に見分けるのは案外、職員よりも我々アルバイトの方が適しているのかもしれません。

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