空港のお土産店で働くとこんなめんどくさいお客さんとの接客も!私の経験談をご紹介!

空港に行くとお土産店はどこもかしこも大盛況。ちょっときつい仕事なのではと思う方もいるでしょう。

しかし正直、要領さえあればきついと感じることは滅多にないです。

「要領がいい」、「焦って混乱しない」、「話し方が高圧的ではない」、これさえ抑えていれば職務内容においては基本的に全く問題ないでしょう。

お金の計算が多少苦手でも、慌てて間違うよりは落ち着いて正確に返すことができれば何も問題ありません。

やはり一番問題があるのは接客業において“話し方”の部分です。

お客さんが多いとそれだけちょっと変わった人とも接客することがあります。大半のクレームはこんなところから生まれます。

しかもクレーム対象の店員は大体自覚がないため繰り返してしまうというのが残念なポイントです。では、私が押しつけられたきつかった案件をいくつか紹介します。

一語一句を気にするお客様と一語一句を気にできない店長の接客バトル

お客様も減ってきた閉店一時間前ほどの時間帯、少し年配のスーツの男性が入店されました。

そして店内をぐるりと一周され、店長に「このお店で人気の商品は何ですか?」と尋ねられました。店長が「お菓子とおかずどちらをお求めですか?」と伺うと「質問に質問で返すな!」と急に憤慨され、店長が更に「いえ、当店ではおかずも扱っておりまして…」と返してしまい、「もう君には接客されたくない。離れてくれ!」とおっしゃるのです。

一言謝りを入れず店についての説明を始めた店長の態度にも問題があったと思いますが、接客をされたくないと言ったお客様はお店を出る様子はなく次の店員を待っている様子。

その時はもう閉店作業の前だったので店員も店長と私しかおらず、私が出向くしかありません。店長はこんな時にも自分は悪くないという不服そうな顔をしていました。

私はゆっくりサイドから近づいて行き、「当店の人気ナンバーワンはこちらなのです」と簡潔に伝えると、「お菓子では何?」「おかずでは何?」とひとつずつお客さまからの質問に繋がりました。

言葉を慎重に選びながらお伺いとお答えを繰り返しました。時には「お幾つくらいの方にいつ頃お渡しされる予定ですか?」と伺った際に「女子大学生の子たちにね」とお答えになり、「女子大生ぐらいの方ですと…」と言うと「恥ずかしいからそういうのは繰り返さないで」と。

会話がきちんと成立してきた頃のこういう注意の場合はフランクにハッ!という顔をしながら笑って「失礼いたしました」というくらいがこの方の正解なのです。

それはそれはアルバイトしていた数年間の中で一番印象に残っているお客様で、どなたよりも頭を使った接客をした方だったと今でも思います。

きつい接客ほど認められたとき嬉しい、送り出したときの解放感!

お客様が選ばれる商品もあらかた目処が立ってきて、お一人でどちらにするかを悩まれているのを横で待っていたところ、「今キミは質問するのを我慢しているでしょう?」とニヤッとされるお客様。

「はい(笑)」と答えると、「何だい?答えてあげよう」といつの間にかずっと笑顔でいてくださるお客様。

まぁまぁな量のお土産を購入されたので、レジでは袋詰めも含めて店長と私の二人で対応しました。

これはこのお客様への特別対応ではなく大量購入されるお客様が見えた場合の通常対応です。店長が「お土産用の袋はご利用ですか?」と聞こうとするのを事前に止めておき「小分けにできるお袋も点数分中に入れておきますね」とお伝えして気が効く店員を演出しました。入れられずに困る人はいても入れてあって困る人はいないですよね。

最後にお客様がお店を去られる際、「こちらの店長じゃなくてキミに接客してもらって良かった」と言って搭乗手続きに向かわれました。

店長は不憫な思いをしたでしょうし申し訳ない気持ちも少なからずありますが、「大学のゼミの生徒に渡す」とおっしゃっていた手前、お客様は大学教授か何かでしょう。

そんな言葉遣いに人一倍厳しい方に褒められた嬉しさったらなかったです。それにお客様を送り出したあとの解き放されたような開放感を感じたとき、久々にちゃんと空気を吸った気になりました。

他にも、発送できない商品を「発送してくれ、前来たときはできたのに」と言ってくる方がいるように、無茶を押し通そうとするお客様は度々見られます。そういう場合も“話し方”ひとつで逆上させて一層しつこく過激になったりするのです。

まとめ

柔らかい話し方やわかりやすい説明、バカにしない話し方を混雑時にもできる人は意外と少ないです。

自らの首を絞めているように感じます。自分ができていてもわかっていても相手に伝わっていなければ意味がありません。

難易度の高いコミュニケーションも、小さなミスひとつで大渋滞してしまうレジの行列も、どうすれば早く捌き切れるのかは自分の技量次第です。一発クリアできなければどこかで自分の選択肢が間違っていただけなのです。

どのお客様も旅の思い出を持ち帰ろうとされている方だからこそ、最後まで気持ちよく帰っていただきたいという思いでいれば、たまのきついと感じる接客も対応して経験値として次に活かせるミッションのひとつとなってくれています。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

空港のおみやげ屋さんのアルバイト。やりがいって一体どんなもの?

空港のおみやげ屋さんにコミュ障が就いた!その人はどうなった?

空港での販売アルバイト!主婦もフリーターも学生もできるその仕事内容とは?

様々な人が働く空港。社内恋愛は空港のおみやげ屋さんにも存在するのか?

空港のおみやげ屋さんで働く主婦と学生はどのくらい働いている?